
どうも、長男の国立小入学が叶わなかったことをきっかけに、5年間かけて娘に小学校受験を意識した子育てをしてきたあやちん(@mile_tabiiku)です。
そのかいあって(?)受験した私立小学校、国立小学校全てにご縁をいただけたわけですが、その秘訣はやはり幼児教室がペースメーカーとして機能していたからだと感じています。
ということで、私の中の結論としては「受験用の幼児教室(受験塾)は徹底的に活用すべし!」となるのですが、今回は具体的にその理由をお話ししていきます。
なお国立小受験にあたり、以下の書籍が非常に参考になりましたので、もしよかったらどうぞ。
都心にある国立小の試験内容を知っておこう
まず都内には6つの国立大学附属小学校があります。
通学範囲が23区(のほか埼玉県和光市を含む学校も)と間口が広いのは、お茶の水女子大学附属小学校、筑波大学附属小学校、東京学芸大学附属竹早小学校の3校で、これらは茗荷谷三校とも言われています。

ただし通学範囲が広いということは試験応募者数も多いことを示しており、出願数だけでも2,500〜4,000人に上ります。
小学校受験界でもっとも有名な慶應義塾幼稚舎の応募者数が1,500人程度ですから、国立小の人気度が伺えますが、全員を試験で選抜するほどの余力は国立小にはありません。
そのために一次試験は抽選が採用されています。
そして一次抽選を通過できなければ二次試験(こちらが本番の入学考査)に進むことができないため、国立小だけを受験する場合、お金をかけて塾通いする必要はないという話が出てくるのです。
では、茗荷谷三校の入学考査はどのように進行するのかをここで確認しておきましょう。
茗荷谷三校の入学考査
一次試験 | 抽選 | |
二次試験 | 考査 | 内容は各校によって様々 |
三次試験 | 抽選 |
茗荷谷三校に入学するためには二度の抽選に当選する必要があります。
一次試験の抽選に通過するための倍率は学校により幅がありますが、2〜8倍程度。
二次選考の考査合格の倍率は5〜10倍程度。
そして三次抽選の抽選通過倍率は1.5〜2倍程度といったところです。
考査の内容は各校によって異なり、お茶小や竹早小ではペーパーテストは実施されません。
だからと言って幼児教室や市販の問題集などが不要という訳ではなく、日々の学習を通して相応の知識は必要です。

一方の筑波小は毎年「お話の記憶」と「図形」に関する2枚のペーパーテスト、制作、運動のほか、お茶小や竹早小同様に口頭試問や行動観察が行われます。
長男受験時にわかった国立小に合格する子が持つ2つの特徴
我が家の長男は現在公立小に通っています。
国立小の受験を思い立ったのは、ネット上の情報で国立の小学校がある、23区内に住んでいれば誰でも通学できる可能性があると知ったからでした。
可能性がゼロでないのなら試してみようと、年長になって急ピッチで進めた受験準備……

このとき、私自身が国立小学校の受験を甘く考えていたのだと感じ、逆にどんなお子様たちが合格したのかを探ってみました。
そして以下にあげた2つの特徴があることに気が付いたんです。
- 時間をかけて準備している
- 難関私立小学校の合格を手にしている
冷静に考えればわかることですが、一次試験通過後に待ち構える5〜10倍という高倍率の試験をくぐり抜けなければいけないのですから、親子共々合格水準に達するためには、相応の時間がかかるのは当然です。
もちろん先述のとおり、どんなに入念な準備をしたところで全校一次抽選で敗退し、二次に進めないまま受験が終了してしまう可能性もあります。
そのためにお金と時間をかけられないというのであれば、記念受験としてありのままの姿でチャレンジすればいいだけの話ですが、もし本気で合格を目指すのであれば、無駄に終わるかもしれないことを承知の上で挑むという覚悟が必要ではないでしょうか。

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私が長男受験時に一番感じたことは、時間は取り戻せないということです。
年長に進級してからの半年ちょっとの子と、遅くとも年中からコツコツと1年(もしくはそれ以上)準備をしてきた子が同じ土俵に立てるわけないんですよね。
ただし、世の中には天才と言われる子ども達がいるのも確かですし、一次抽選準備後から対策を始めて入学できる子も一部ですがいることはいます。
とはいえ個人的な感覚では、しっかりと準備をしてきた子が合格していることの方が多いです。
しっかりと時間をかけて準備をすることのメリットは、模試や私立小学校の受験経験によって場慣れしていることです。
普段どんなに落ち着いている子でも試験という独特の緊張感の中でベストを尽くすのが難しいのは、容易に想像できます。
やはり本気で合格を目指すのであれば、年中から月に一度の模試を経験しておきたいところです。
また、国立小の受験は国立専願者だけでなく、私立小との併願者も多数いらっしゃいます。
都内私立小の試験は11月1日から始まりますが、この11月1日に照準を合わせて仕上げてくる子どもは小学校受験に必要なことを一通り学んでいますから、国立小の準備はチューニング程度で問題なく、余裕を持って試験にやってきます。
国立専願で家庭学習で受験する場合、このような現実を目の当たりにする機会がほぼなく、いつまでにどの程度やればいいんのかが曖昧になってしまうパターンは多いです。
そういった意味でも私立小受験者のいる幼児教室に通っていた方がペースメーカーとして小学校受験の流れが掴みやすいと実感です。
受験用の幼児教室は大手から個人のお教室まで内容は様々
そうはいっても、幼児教室は高額なんじゃあという話もあることと思います。

料金は地域差があるので一概には言えませんが、都心ではジャック幼児研究所、新芽会、桐杏学園といった大手の幼児教室は月額5万円程度と総じて高額な印象があります。
また、国立小専門塾と言われる幼児教室もあり、こちらの方が月額2万円台からと比較的リーズナブルなことが多いです。
そしてもう1つ、国立小受験に強く、私立小受験者が一定数いる個人の先生が運営している幼児教室というのもあります。
こちらも月額は大手の幼児教室よりも良心的なことがほとんどです(ただし例外として、特定の私立小受験に強く、紹介でしか入会できないタイプのお教室があり、それは大手よりも高額なようです)。

月額は年少時代が一番安かったものの、年長以降は通常授業の他に週末特訓、季節講習、私立小直前講座、学校別対策授業などといったものがあり、国立小受験直前期は月額5万円程度のお支払いをしていました。
ちなみに、小学校受験にかかった費用の総額と内訳はYouTubeでもお話ししていますので、もしよかったらご視聴ください。
国立小受験も、プロの力を借りることで合格率が高まります
中学校、高校、大学同様に小学校受験もある程度のお金と時間を要してしまうのは事実です。
しかし、入学後に必要なお金は私立小ほどかからないにも関わらず、(いいものもそうでないものも含めて)国の最先端の授業が展開され、教育意識の高い家庭が集まる場所で一定水準以上の教育が受けられるのが国立大学附属小学校の魅力の1つ。
通学区域にご自宅があってすでに受験することを決めている場合は、合格に近くために幼児教室の体験授業から始めてみましょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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改めまして、12歳、7歳の兄妹を育児中のあやちんです。
私は編集者として約20年間出版社に勤務してきました。
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